秋を通り越して

リコリスの花穂がニューッと伸びてくると、毎年「アッ出てるっ」と思わず声を上げる。

その年によって出現する茎の数は違うが、多い時で12〜13本、今年は5本しか出ていない。

が、まだ出てくるかもしれない。

茎はドンドン伸びて40〜50センチ以上になり、開花はゆっくりである。

花は濃いピンク。

色彩が少ない季節に、貴重な華やぎが登場する。

 

マンジュシャゲに似ているが、球根からはまず緑の葉が出る。

夏の間は水をやらないのが良いと聞いたので、鉢の中はカラカラになっている。

その中から元気な緑色の葉がヒョイと顔を出すと、私は慌てて水をやる。

そして毎年、「リコリスの芽、出たよ」と娘に告げる。

 

葉はシュンシュン成長して、気がついた時には20センチ以上になっている。

密集しているから、どの辺から花芽が出ているのか解らない。

それで毎年、「アッ、蕾が出てるッ」となる。

 

径35センチぐらいの大きな鉢にギッシリ埋めた球根は、どうやら2種あったようで、ひょっとしたらクリーム色のマンジュシャゲが入っていた?。

しかし、もう6〜7年になるが、そちらの方は咲いたことがない。

何か深い理由でもあるのかもしれないと思いつつ、今に至っている。

地植えをすれば、花が咲くのかもしれないので、その球根だけ抜いて息子のところへでも持って行こうかと考えている。

リコリスが咲く頃はいつも寒い。

今年はどうかと思っていたが、今朝玄関を開けたら西風に驚かされた。

一夜で冬の日になっている。

(玉麗)

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