五瓣(ごべん)の椿〜墨で描く椿〜(1月1回目画題)

2023年最初の手本は、玉麗会、澁谷玉麗にとって重要なテーマである「椿」です。

椿は、毎年1回冬から春にかけてのこの時期、必ず手本として登場します。
しかも今回は墨のみ。(花芯部分に金を少し使用しています)

椿を描く時は、皆気持ちが初心にかえるのか、すごく真面目(いつも真面目ですね)で、自分に厳しくなるようです。
全然ダメだ、とか、椿に見えない、とか言いながら皆さん、奮闘しているのです。

でもそれは、いつも言うように「上達している証」です。

どうもうまくいかない、わからない、何年も経つのに!
と歯痒い思いをすることがあると思います。

そんな時、自分の目の前には見えない壁があるみたいに感じますね。

ツバキ、サザンカの違いを解説中の玉麗先生

 

金を入れることで、墨がさらに輝きを増します

 

ちょっとうまく描けたかも・・・と思うのも束の間、また壁は現れます。
その繰り返しで、少しずつ上達してゆくのです。

全く成長しない人には、壁は現れません。

お手伝いしますので、一緒に壁を乗り越えましょう!

赤い椿なら、色情報が表現を助けてくれますが、墨一色は難しいですね

 

さて椿を描くときの注意点を、もう一度思い出してみてください。

やはり基本の葉っぱ?
なんと言っても花弁?

ひとつひとつ細かい運筆も大切ですが、椿はバランスも気にしてください。
バランスの意味は、教室で説明した通り。
いつも何回もしつこく話すことですね。

なんて美しいフォルム!椿が開花する頃、よく観察してみてくださいね!

 

半分くらい読みました 時代小説ですがスピード感があって面白いです

 

教室で、Mさんに勧められた「五瓣(ごべん)の椿」。
ちょっと暗めですけど、私は好きです!とおっしゃっていたMさん。
早速、その日の帰りに本屋さんで買ってきました。

時代小説は久しぶりですが、Mさん、面白いです。

(雪)

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