片付け4日目。
私も娘もさすがに疲れてきた。
達成感がはっきり見えないことって、疲労度が高い。
片付けたらキレイになるからそんなことないでしょ、と言う人がいたら、その人の家の中はいつも雑然としていると決め付けても、反論はないように思う。
わが家は1ツだけ自慢できるもの、幅6メートル×奥行き70センチのクローゼット。
上等のタンスや収納箱はないが、これがあるおかげで、リビングはいつもスッキリしている。
ただし、中味は17年間放りっぱなしの書類、寝具・衣類でギッシリ埋め尽くされている。
これを片付けようとすれば数日を要する。
昨年だったが、古い収納ケースを処分し、新しいのと取り替えた時も、腰・肩が痛い、目の中が切れた、と大騒ぎであった。
今回もその時と同じである。
娘が本格的に自分の部屋を整理しだしたので、以前よりさらに大掛かりになった。
私はひと足お先に終了宣言をした。
実のところ、収納ケースの半分くらいは整理できていない。
しかし放っておいてもさほど困る処ではないので、今回はパス。
終わりにしてくださいとのサインが出たので、と言うことにしておく。
目の中が切れてウサギの目になっている。
これはもう限界ですよと体が告げていることなので、無理はしないでおこう。
目に見えてスッキリした場所、台所のカウンター周り、私の部屋の収納ケースの上、クローゼットの不用のものをすべてそこへ移動させた。
スッキリは気分がいい。
(玉麗)