11月手本「オシドリ」です。仲むつまじい“おしどり夫婦”でおなじみですが、上のグレー色がメス、下の華やかな色がオス、漢字では「鴛鴦」だそうです。これは書けないし読めません。
一見、派手なオスのほうに目がいきますが、メスもよくみると可愛らしい顔をしています。
実際のおしどりのオスは、パーツによってもっと細かく色分けされています。頭部も緑、赤、青、紫など多彩(個体によって少しバージョンが違うようです)ですが、手本では省略し、シンプルに墨のみとなっています。
ボカシで水を表現するとぐっと深みが増して素敵になりました。
(雪)