人の群れをうまく交わした私は、帰路へ向かいます。
静かなるパリピは引き際も早いのである。
(これは玉麗先生のDNAの影響でもあるでしょう)
もう1つ私のお気に入り、国立博物館のすぐ隣にある「三十三間堂」も非常に気になりますが、今日のところは我慢です。
脇目もふらず(決してまわりに寄り道したくなるような楽しい店がなかったからではない)再び七条駅に舞い戻った私は、おなかがすいていました。
朝起きて水しか飲んでいない。
雪舟デトックスも限界です。
七条駅前、観光客の御用達マクドナルドでテイクアウトし、鴨川沿いを一駅歩くことにしました。

これぞ静かなるパリピ。
いや、待てよ、ピープルではない。
ソロ活動なのだからパーティパーソン、パリパである!
パリパは軽やかに鴨川沿いに下りると、優雅にテリヤキバーガー(タツタちゃうんかい)を頬張りながら歩き出しました。
群れるハトより孤高のサギ。
お行儀の悪い食べ歩きだろうが、孤高のパリパはかまいやしません。
口の周りが汚れようが、手がギトギトになろうが、関係ありません。
レンタルチャリンコに乗った外人カップルや、走ってる人とすれ違いますが問題ありません。
そんなことはどうでもいいのさ!
この開放感!!
五月晴れの空の下、鴨川沿いに歩きながら食べるテリヤキバーガーはえも言われぬエモい美味しさでした!
パリパは七条駅の次、東福寺駅を目指します。






目には青葉と花粉、紫外線がやや気になりますが、風が心地よく、今日の五月晴れはおそらく今年1番のさわやかさでしょう。
東福寺駅へは、川沿いの道を上って少し山側へ向かいます。

自然界から人間界に戻った途端、景色がマトリックスみたいになってギョッとしました。
東福寺も観光スポットとして人気のようで、外人観光客が小さな駅前商店街にちらほらいます。
東福寺駅には特急は止まりません。
時間を節約していたパリパは、やってきた準急にのり、特急へと乗り換えせずに余裕のヨッチャン、そのまま座ってのんびり戻ります。
予定では、直行直帰のつもりでしたが、あまりに気持ちの良い日だったのでつい散歩をしましたが「ま、いっか」。
出かけて良かったなと思いました。
これは!と思う天候には、なかなか巡り会えません。
チャンスを逃してはダメなのですね。
【オマケ:「えー!」という後日談】
私が雪舟展へ出かけたその日に、会員のKさん(事前情報をくれたKさんとはまた別のKさん)からLINEが。
(原文ママ)
今日、空き時間ができたので、雪舟に行ってきました
混み具合は見づらいほどではなくたっぷり87点。
雪舟以外の、雪舟に影響を受けた絵師の作品も多々、江戸時代までの流れが興味深かったです。
雪舟について名前くらいでほとんど知らなかったので、先生の予習記事のお陰で、国宝6点も含め、より一層楽しめました。
もう、行かれて?、
あるいは情報は受け取られているかもしれませんが、
国宝は全て「四季山水図巻」の巻替以外、前期後期通して展示されるようです。
まずはお礼まで
ありがとうございました。
嬉しい!
記事が役に立ったのですね。
ていうか、Kさんも行ってたの!?
詳しく聞くと、午後から行かれたようでニアミスだったようです。
87点もあったのか・・・Kさん、ありがとうございます。
もし偶然会場で会えていたら、メチャ盛り上がったことでしょう。
みんなで「美術展に行こう」イベントなども、楽しいかもしれないな〜と思いました。
雪舟展、気になった方は、下のリンクからどうぞ。
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それぞれ↓クリックするとそのページが開きます。
↓京都国立博物館のホームページ
・京都国立博物館「雪舟伝説展」
↓雪舟についての記事2つ
・水墨画家・雪舟について|有名な代表作品とその生涯を紹介します
(雪)