数日前本屋へ行った折、2冊手に入れた。
1冊はすでに読み終え、2冊目も半ばにさしかかっている。
いろいろなジャンルの本を手にするが、苦手なものもある。
感動もの、これは映画でも敬遠する。
不条理ものは、よく理解出来ないからほとんど読まない。
なのに先日買った1冊がそれだった。
内容をよく確かめなかったのが悪かった。
けれども難解ではなく、普通の流れにもどる部分もあり、一応最後まで読んだ。
クドいところは多少とばし読みした。
途中から、早くこの本から解放されたいとは思っていたようだ。
ひとつだけ、フーン、こんな感じなら書けないことはないな、などと無謀なことを考えたりもした。
今読みかけのは、「恐竜まみれ」と言う本で、ジャンルで言えば探険ものか?
科学ものかもしれない。
1億7000万年に渡って繁栄した恐竜の化石を発掘する作業現場のことを、興味深く書き綴っている。
著者は小林快次博士、この方の本は以前にも手にした。
とてもおもしろい。
飛ばし読みなど絶対に出来ない本である。
何にでもアタリ・ハズレがある。
おもしろいだろうと思って手に入れた本がそうではなかった時ガッカリするが、選んだのだから一応読む。
かなりはしょって、最後だけ読むこともある。
1度だけ、こりゃアカンと見限った本がある。
題などチラッとも出てこないが、「魚が空を飛んでいる」一節だけ思い出す。
そう言えばアレも不条理ものだった。
あの世界へは入って行けない。
いや入りたくもない。
どうせ時間潰しなのだ。
おもしろい本だけ読むことにしよう。
(玉麗)