丹羽市の、1億1千万年前(白亜紀前期)の地層から、世界最小の恐竜卵が発見されたとの記事。
「ヒメウーリサス」とは、「可愛い卵の化石」という意味で、親指ほどの大きさ、重さ10g、うずらの卵ほどのものらしい。
たくさんの卵が密集した巣跡とみられるとか。
このような新聞記事を読むたび、目が輝く。獣脚類と思われるそうだから、体は小さくとも肉食なのだろう。
もしムラカミイに遭遇することがあったら、あまりの可愛らしさに「おいで」と言ってしまいそうな・・・。
しかし、彼らはペットではない。
人懐っこいのがいて近づいてきたとしても、うっかり手を出そうものなら、片手は瞬時に失せることを覚悟しなければならない。
さらに、肉食獣は集団で狩りをする。1番可愛いのを囮にしているかもしれない。
片手が無くなったと同時に、お尻の肉もパクリと食いつかれるに決まっている。
ゆめゆめ、ムラカミイの愛らしさに惑わされてはならないのだ。
なんてことを思ったりする楽しさよ。
私は恐竜マニアではないが、恐竜に会ってみたい。
もし、そんな人達の隊列があるとすれば、その最後尾から2人目ぐらいのところに、ワクワクしながら並んでいる自分を想像するだけで、口元がゆるんでくる。
(玉麗)