ついに玉麗会も新型肺炎に白旗を上げる時が来た。
公共の場所を借りて教室を開いている場合、国や市などの指示に従わなければならない時がある。
自然災害、台風の時期など。まさか肺炎でこんなことになろうとは!
次々に閉館のお知らせが届き、ついに大阪市内でも、複数の人がコロナウィルスに感染したとのニュースが報じられた。
これでは会員達の動揺を止めることはできない。
玉麗会の活動を1ヶ月停止することになった。
4月3・4・5日の展覧会も延期。いつになるかは、しばらく様子を見てとなっている。
非常に悔しい思いをしている。
相手が目に見えないウィルスでは、怒りのやり場がない。それがさらに腹立たしさを増幅する。
今まで一生懸命頑張ってきたのに、目標が幻のように消えてしまった。
ゴール近くまで全速力で走ってきたら、ゴールにあるはずのテープが見当たらない。息切れと共に、脱力感が襲ってくる。
1ヶ月の休みが続く。
1日も早く体勢を建て直し、制作のための時間が増えたと喜べるような心境に変化させなければ、と思っている。
まずは、ものがたりの世界へ逃げ込むことにしよう。描くことに専念することだ。
実は1枚描き上げたのだが、気に入らず下図から描きなおしている。
その途中での「決定」であった。
ウィルスごときに、心まで侵食されてなるものかと、奥歯を噛んでいる。
(玉麗)
ついに来ましたね。近頃の報道はコロナ一辺倒こうなるのでは?と心の中に一抹の不安がありました。