外出のときは、マイカメラOLYMPUS stylus sh-1(愛称:レトロ君)を連れていき、いろいろ撮影したりします。これまでにも報告した通り、ズーム機能と連写機能は素晴らしいと思うのですが、ひとつ(これはいらない)と思っているものがあります。
「タッチショット」という機能で、画面を指でタッチするだけで撮影できるものです。これはいらなければOFFにすればその能力は封印できるのですが、撮影はしないもののピントを合わせるのが仕事のようで、画面になにかが触れただけで「ピピ!」「ピピ!」と常に作動する働き者なのです。
被写体を探しているときはたいてい首からぶらさげているので、服やなんかに触っただけで「ピピ!」。さらにOFF にしたはずなのにいつのまにか復活して、張り切って撮影してくれるのです。でもぶら下がっているときにカシャカシャしても、何も撮れてないよレトロ君。
メカ類というのは、日進月歩でどんどん便利になってゆきます。コンピューターが組み込まれ、機械自身が頭脳を持ったかのように私の代わりにあらゆることを想定し、考えて判断し、行動にうつしてくれる。オートマチック機能です。
しかし、不思議なことに使う人間がこだわるようになればなるほど、オート機能はときに不要なものになります。オート機能とはいわば「おまかせ」。特にこれ!といった食べたいものが無いときは、何も考えずドリンクやサラダがセットになったお得な「本日のランチ」を選びがちです。そしてたいていメインは選べません。でも、少し値段が上がるけれど、ランチセットには無いこのパスタが食べたいから単品で、と思うこともあります。
人間(私)はワガママなので、自分では出来ないからオート機能に頼るしかないのに、ついついあーだこーだと注文をつけたくなるのです。ごめんね!
さて、相棒とともに協力して撮影した被写体たち。玉麗日記「植物クイズ」でアップした写真のクイズのこたえです。
ヒゲのおばけの正体は?
綿毛。
おいしそうな桃色は何の色?
斑入り椿。
小さい葉っぱの軍団?
桜の木の根もとに生えている苔。
もやしのヒゲのような・・・
シダの新芽。
ミッソーニ風の模様は?
あさり。貝の柄のチョコレートもありますね。
どこの国の地図でしょうか?
クローバー国でした。
イメージではもっとクッキリ「おお!」という感じに仕上げたいのですが、撮影している時もピントがいまひとつ合わないことがあります。被写体にあわせてもうすこし丁寧に対応しなければならないのです。
機械にも機械なりのバイオリズムがあると思います。とうまくやっていくためには、レトロ君のことをもっと知る必要があるようです。彼の隠された能力を見せてもらえば、もっと好きになるはず。楽しみです。