八尾講座、12月手本「ラディッシュとバッタ」です。
ポイントは、ラディッシュのきれいな赤です。葉は墨で描きました。もしハガキなど描くサイズが小さくなる場合は、葉を墨ではなく彩色(自然な緑)してもよいです。
今回のように同じものを複数描くとき、濃淡でメリハリをつけます。葉っぱは、筆の腹を使い、軽く動かします。カスレやにじみが出ると変化があって面白いです。
食べ物を描くときのコツは、「上手に」よりも「美味しそうに」見えること。本物を一度、観察してみて下さい。(葉の付き方、茎のかたち、ヒゲの様子など)
バッタは、線描きをして、緑で軽く彩色します。ラディッシュだけでなく、生きものが入ることでストーリーが生まれます。
ラディッシュ、美味しいですね。