4月手本 女王様の耳飾り

4月手本「フクシアと蝶」です。

フクシア・・と聞いてピンとくる方はお花に詳しい方かもしれません。名前を知らずとも、花を見れば「ああ、見たことがある」と思うはず。けっこう目立つ派手な色をしています。

赤い部分は花びらではなくガクです。赤いガクに守られた花は、つぼみの時に上向きからだんだん下向きへ。そしてみかんの皮をむくようにパカッとひらいたガクは上に反り返り、筒状の花が顔を出します。

花の色は赤、紫、白、ピンク・・・鮮やかなで様々な種類があります。本によると、メキシコ、アルゼンチンなどが原産地とありました。垂れ下がった花の形状からか、「女王様の耳飾り」「レディーイヤドロップス」などという別名があるそうです。

花のそばに飛ぶ蝶は、モンキチョウ。モンシロチョウの黄色版です。どちらも春いちばんに見かけるちょうちょです。この子たちのあとから、アゲハがそろそろ登場し始めます。春に見かけるチョウは、長い冬をサナギの姿で越え、羽化したちょうちょたちです。厳しい越冬に打ち勝ち、かなり低い生存率で誕生した彼らを見ると、「おめでとう」と言わずにはいられません。

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フクシア 花の画像はこちら→ 「季節の花300 フクシア写真集1」

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