八月尽(はちがつじん)

盆前に買ってきたホオズキの朱色が、玄関で顔を利かせている。この色はなかなか衰えない暑さに繋がる。

アリがベランダの植木鉢に巣を作った。いつだったかかまれて1週間ほどひどい目にあったことを思い出し、ベランダに出るたびつぶした。ラチがあかないのでアリコロリなるものを置いたら、すべて除去できた。何かしらあっけなかった。

メダカの水槽は2ツあって、大きい方が親、小さいハチが子供。元気にエサをねだる。親の中に子供より小さいのがいて、そのくせおなかだけはめっぽうデカイ。“フグ田さん” は3匹いたが今は1匹になった。

先日教室の後、“玉麗の休み時間”を作ってくれた。娘が先に帰って、風太の面倒をみる。私は心おきなく友人としゃべくる。

私達の年代はするべきことを終えた。ひと昔前であれば、これからの人生は『余生』だから自由に楽しく暮らそうと言っただろう。

でも今の世はそうはいかない。死ぬまで何らかの形で社会と関わりを持たねばならない。せめて2週間に1度くらいはしょうもないことを語り合い、相槌を打ったり笑ったりしながら時を過ごす。そのひとときがとても大切なのだと、最近になって気付いた。

8月が終わろうとしている。

(玉麗)

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