ベランダの一部を夏仕様に。といっても、こちら側はほとんど使用していない。それゆえ倉庫みたいな有様である。しかし、直射日光は入らずとも、光と風はふんだんに通る。
昨年まではスダレを吊るしていたが、雑多なものを隠しているスクリーンに目がいくと、これを何とか利用出来ないかと考えた。
10キロはないまでも7キロぐらいはある。高さ150センチ、幅130センチの衝立(ついたて)をベランダの柵に取りつけようとの魂胆である。
どだい無理であると思えるものでも、こうしたいと強く願望すれば必ずや成る!?火事場のナントカとも言う。
位置が難しくて3回やり直した。ちょっと前なら、もうこれでいいやと思うことを、最近は気が済むまで試行錯誤する。体力的に言えば反対ではないかと思われるが、妥協を許さなくなったとでも言うか・・・しかし、それはシンドイ。ヒジョーに。
つい最近まで私はヘタッていた。心身共に。それが、70枚の手本を描くというスゴイことに取り組んで、気力が体力を支えているらしい。
大汗をかいて衝立(藤と木で夏用にスケスケになっている)を設置し、その辺を片付けて室内から出来映えを見る。
“よし!”
ガッツポーズをしたのは言うまでもない。
自分のあまりにも向こう見ずな偉業?に、見るたび笑いがこみ上がってくる。
(玉麗)