秩序ある庭を〜続き

案の定、翌日微熱が出た。

それでもお構いなしに残り少しを片付けて、湯を沸かし風呂に入った。

身も心もサッパリとはこのことか。

明日になったら微熱はおさまるだろう。

でも、モッコウバラとバイカウツギは守ってやらなければ、彼らはどうすることも出来ない。

ススキ属の雑草に土の養分を奪われて、近い将来枯れてしまう。

誰もそんなことを知らないのだ。

 

無知の愚かさよと嘆きつつ、せめてブログにでも書いておこう。

できることなら、植栽に手に入れたい。

ツワブキはこの辺りに植えるべきではなかったのだ。

私もその点では、無知であった。

もう15年以上も前の、植栽委員会があった頃のこと。

 

そしてバイカウツギはもう少し陽の当たる場所へ移動したい。

この場所においておくと私の気が休まらない。

思えばこの子は奇跡的復活をした木だ。

無知な園芸業者の手によって無惨にも切り取られた花木は、3年後に復活した。

思わぬ場所からヒョロッと顔を出し、新芽がどんどん伸びて1.5メートルぐらいになった。

私はおおいに喜び、絶対に守ってやろうと大きな名札をブラ下げた。

「切るナ、バイカウツギ」と書いて。

 

その次の年から四ひらの花をいっぱい付け、芳香が風に乗って広がるようになった。

目ざとい人は「あ、バイカウツギ!!」と愛でてくれる。

数年は幸せだったが、ある年5月になっても花をつけなかった。

根方にツワブキがドッカリ居座ったのだ。

草取りも禁止され、彼の木の受難の日が続く。

ある日思い切ってツワブキを取れる限り除いてみた。

 

そして今年、蕾が風に揺れている。

健気にも。

ツワブキにまたしても取り付かれながらも、花を咲かそうとしている。

これを放っておけようか!

本日の武勇伝、これで終わり。

横になります。

(玉麗)

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