八月尽(+動画シュウメイギク)

(本日の動画はブログのいちばん最後にあります)

「八月尽 悲喜のいずれや 河馬の眼や」碧蹄館

「八月尽 置いてきぼりの蝉が鳴く」良一

「大鴉 どきんと八月尽を識る」幸彦

「八月尽 空と花とが競う青」

 

八月が終わることを八月尽と言う。

私は夏の終焉を指す言葉だと思っている。

そして二月尽は、冬に終わりを告げよ、とのキッパリした響きがいい。

いずれも次の季節への移行を心待ちする思いが込められて、好ましい言葉だ。

毎年8月31日にこの題でブログを書くので、昨年のが気になって読み返して見る。
ついでに前後数日をひらい読みした。

「これは上手くまとまっている」と思うのもあり、「とりあえず書いた」ものもある。

いずれにしても、365日毎日のことだから、書くことが好きでなければ15年も続いてはいない。
(毎日書く時もあり、まとめて3本書いて渡す日もある。)

上記の俳句は、引用している。

私作は最後の一句だけ。
と言っても、俳句について全くの素人が5・7・5と言葉を並べただけのこと。
ひょっとしたら、ここがヘンですと指摘されるかもしれない。

とりあえず、夏は終わったンだ、と思いたい。

昨年は9月16日にクーラー無しの日を過ごしている。
1日も早くその日が来ることを・・・・・。

(玉麗)

 

べべ・ロッカの
「水墨画3分ムービー 100回シリーズ」
第62回は「シュウメイギク」(1分43秒 音あり)です。

【雪ログ】
はじめて秋明菊の絵を見たとき、その可憐さに
惹きつけられました。
実物より先に絵を見たのです。
このシンプルな愛らしさを引き出せるのは、
墨ならではなのだろうなと感じたことを
覚えています。

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