彼らの仕種

寒い間は5、6日に1度でよかった給餌が、1日おきになってきた。

ジャンゴが、昼間から目覚めるとお腹が空いたと訴える。
まずは目で。覗き込むと、こちらの目をじっと見る。大きな黒い瞳が「何かちょうだい」と言っている。

声はかけるがエサは与えない。毎日やるとボテガエルになってしまう。
ジャンも少しは解っている?とみえて、その日は諦める。

次の日、夕方にはアイコンタクト以外で活発にアピールを続ける。
壁をよじ登り、落ち、またよじ登りおフロに落ちて水浸しになる。
カエルハウスの上から飛び降りてパタン!と音を立てる。

なかなかのパフォーマーである。私達を呼び寄せているのだ。
近づいて行くと、じっと見つめる。あーそれ弱いのよねェ。

ジャンゴだけがこのように愛嬌のある動きをするので、ついつい1コだけ与えたりしてしまう。

すると、隣の個室からマルコがモソモソ動く気配。
マルコはドタバタ動き回らないが、カエルハウスの中から頭だけ出して、首を傾げたりする。
それもまたカワユイもの。

スリムだけは全く愛想が無い。
そのくせハウスの前にエサを置くと、たちまちペチッと平らげる。
スリムはパフォーマンスはないものの、美声で私達を呼び寄せる。
ケコケコケコ・・・。

しかし、夜更けに唄われると困惑するので、マルコを離して、今は3匹が各々の個室に入る。
と、スリムのケッコケッコが聞かれなくなった。
1匹住まいなので、もうマルコに頭を踏んづけられない。
おとなしくなると、寂しい。

勝手なものである。

(玉麗)

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