今朝もまた涼しい。
南北を開け、通り道を作ると、室内を隈なく流れてゆく風。
雨の恵みがもたらす数刻の憩いの時。
それが1日の始まりであることに、おおいに感謝したい。
小学生のころ母親によく言われた。
夏休みのこと。
朝涼しいうちに、日記を描くように。
今はどうか知らないが、夏休みの絵日記が宿題のひとつであった。
算数・国語などのドリル(問題集)もあった。
はじめの頃は言いつけを守っても、長続きしないのが子供である。
その頃から絵を描くことは好きだったので、これだけは実行できたように思うが、その他のことは7月下旬、半ベソをかきながらのことであった。
やっとセミが賑やかに鳴くようになった。
それでも今年はウルサイほどではない。
周りに木立がなくなったのではと思うほど、隣の方向から聞こえてくるのは何故なンだろう。
昨年大規模修繕したから、何か影響があったのか。
私たちでさえあの騒音に耐えられなくて、何日かは昼間外へ出ていたこともある。
地中に眠っている幼虫にも、何らかの変化があったかもしれない、と私。
「外壁を洗った洗剤が悪かったんやったら、木が枯れる」と娘が言う。
マアそうだけど、木は枯れなかったがイベリスは枯れた。
あの、白い川のように咲いていた花が、今年は見当たらなかった。
というより、全て消滅してしまったのだ。
私が何年か前、移植したのが1箇所、ひっそりと白い花をつけただけになった。
気候だけではない。
あらゆるものが去年と今年では違っている。
万年筆のスムーズな滑りが手に心地良い。
バアサンになって、マジメ人間と娘から言われ続けている私は、朝涼しいうちにブログを書く。
もう誰も何も言わないのに。
(玉麗)

