入梅

沖縄はもう梅雨明けしたとか。

このところよく雨が降っていたから関西もと思っていたが、麦秋を過ぎ梅雨入りしたのは9日だった。

田舎に住んでいた間より都会暮らしが長くなると、季節の境目が見えにくくなる。

それでもツバメが子育てする頃になり、公園でカマキリがワンサカ生まれ、鮎が店頭に姿を現すようになると夏が近いことを感じる。

トマトの値段がやや安くなり、キュウリやオクラも追随する嬉しい季節でもある。

スイカはまだ高いけれど・・・・・、

 

キョウチクトウに赤い花があることを知ったのは、千里方面でのことであった。

白とピンクは近くでよく見るが、赤い花を車窓から見た時何だろうと思った。

千里中央から北千里に向かう道路のグリーン帯には、赤と白がけっこう植えられていて、最初は1本の木に咲いているのかと思っていた。

走りながら見る花は、確かめる術がない。

それでも何度か見ていると、それがキョウチクトウであると確認できた。

雨にぬれて赤は色を増し、白との対比で鮮やかに美しい。

通るたび嬉しくなる光景である。

郊外へ足を伸ばせば蛍がいるかもしれない。

しっぽが取れた小さなカエル達があちこちで飛び跳ねていることだろう。

昨年のブルーベリー狩りの時、ピョンピョン動き回る彼らを連れて帰ろうかと一瞬思ったが、手に乗せた子ガエル達はそっと草むらに放してやった。

オタマジャクシではない彼らはすでに住むんべき環境がある。

 

梅雨明けはこの日、と決まっているわけではない。

だいたいこの日であろうとの予測があるだけだ。

しばらくは湿気が多いけれど、凄まじい暑さは刻々と迫っている。

雨をうっとうしがりながらも今しばし、エアコンのいらない日々を味わいたい。

(玉麗)

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