私は今までに一体どれぐらいの絵を描いてきたのだろう。
今年1月、残っている下図・イメージ図など整理した。
たぶん3分の1は会員の手元に渡っている。
特別教室の手本として。
最初の頃は何の考えもなしに、全部渡していた。
ある年から複製し始めた。
40年の歴史がある。
毎月の手本は40年分、960枚ある。
特別教室の手本、個展の作品、依頼された絵、全て合わせると、少なく計算しても2,200枚は優に越している。
2,200÷40=55
1年間に55枚の絵を描いてきたことになる。
たぶんもっと多いだろうけれど。
描きたいものはまだいっぱいある。
手本として描き続ける作品もまだこれから続くことだろう。
これらを全て記録して、見たい時にすぐ見られるようにしたいとは思っている。
ずっと思ってきた。
けれども、とても私の手に負える数ではない。
個展の折に買って頂いた絵は、記録されていないものが多い。
惜しいナと思うこともある。
マアそんなもんだろうと考え直すこともあって、今に至っている。
「明日香の春」と題した美人画を思い出したのは、阪神の行きつけの店。
コロナの頃知り合った店長がマスクを外した時、「ア、私の絵の人」と思った。
よく似ている。
そう思ってその絵の資料を探したら、個展の案内状の中にあった。
絵は同級生のSさんが所有している。
彼女のもとには10点ぐらい私の作品がある。
いずれも依頼を受けて描いたもので、私の生真面目さと丁寧な仕事ぶりが現れた力作ばかり。
あの絵に会いに行きたいと思いつつ、未だ実現していない。
みっちゃん、元気かなあ。
(玉麗)

