ウマと梅(12月手本画題)

今年ラストの画題は、黒い馬と梅です。

もっと時間がかかるかなと思いきや、下図を先に写すことを宿題にしていたため、下準備がバッチリでしたね。

サッとウマを描き、梅で苦戦するという方が多かった印象です。

そして、ウマは皆さんとてもよかったです!

思い切りよく描かれていて、添削はほぼなく、まつ毛をプラスしたくらいでしょうか。

一方、梅は毎年、年末や年始に描く代表的な画題です。

1年に1度は必ず描いているはずなのに、難しいと感じる方が多いですね。

私の印象では、花びら部分はずいぶん上達されています。

先のとがった筆で丸いかたちを描く、というのはそもそも難しいものですが、そのコツもだんだん会得し、軽いタッチで自然な丸が描けています。

では何が難しいのか?

シベやガク、花粉の部分です。

え!そんな脇役みたいなところ・・・?

よく思い起こしてみてください。

シベ・ガク・花粉は、最後に仕上げで描くところです。

「仕上げ」というと、なんとなく軽く扱ってしまうようなところがありませんか?

むしろ、ここは気を引き締めて、キチンと向き合うべき部分です。

ここが適当であったり、つい忘れたりする方が非常に多い。

脇役こそ重要。

ドラマや映画が面白いのは、名脇役のおかげ、という場合が多いからです。

主役の主人公や若い人たちを引き立てつつ、存在感があり、安心して楽しめる。

絵の中にも、主役と脇役が存在します。

脇役だからといって適当ではダメで、だからこそしっかりと捉えることが大切です。

むしろ、主役の部分よりもテクニックが必要とされるからです。

私は手本実技のたびに口うるさく、しつこく、クドクドと同じことを言っており、いい加減自分自身の言葉に、、「もう、毎回言われんでもわかってるわ!」と言い返したくなるくらいです。(変な人になるので我慢しています)

何をしつこく言うかというと、仕上げの「シベ・ガク・花粉」をちゃんと描いてください、ということです。

決して難しいわけではありません。

おそろかにせず、最後まで気を抜かないでということを言いたいのです。

さて、今回も十分しつこかったので、もうこれくらいにしておきます。

来年1月も梅でスタートですね。

・・・・・

1度、黙ってみようと思います。

絶対、言いませんよ何も。

(雪)

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