私はたびたび、インターネットを勉強する研修会に参加しています。
これまでは東京と大阪のみでしたが、今回福岡で開催されることになりました。
九州方面は滅多に訪れることがありませんので、福岡へ向かうことに。

さて私は、新幹線が大好き。
博多まではのぞみに乗って2時間30分で、ほぼ東京と同じ。
今回はEXスマートアプリで新幹線予約してみました。
ICOCAと連動させれば、カードをピ!でチケットなしにまさにスマートに改札を通り抜けられます。
余裕を持って新大阪に着いた私は、お気に入りの志津屋のパンを見つけ、買いました。
座席は1号車です。1号車は文字通り1番先頭の車両。初めて乗り込みます。
駅のホームでは、階段に近い真ん中あたりが人気のようで人でごった返しています。
私はホームをずっと歩き続け、地の果てのようなホームの端っこまで来ました。
すなわちそこがのぞみの停車する先頭部分。
私の乗るのぞみの前にもう1本、ホームの向かい側に停車していたのぞみがいよいよ発車のようです。
スッと姿勢の良い車掌さんが、のぞみと向き合う形で立っています。
向かいののぞみが発車しました。
車掌さんは疾走するのぞみにキリッと指差し確認を何度か行い、のぞみが走り去ると、役目が終わった車掌さんは、大きなカバンをサッと持ち、キリッと立ち去って行きました。
制服姿の凛々しい車掌さんを見送ったあとすぐに、私の乗るのぞみが静かに滑り込んで来ました。
のぞみは音もなく停車し、車掌さんが1人、降りてきました。
するとホームで背後にいたもう1人の車掌さんがスッと歩みより、2人は軽い敬礼をし、引き継ぎ確認を行なっている様子。
立ち去った先ほどの車掌さん2人組は、このような車掌交代の儀式が行われたあとのお見送りだったのようです。

私はのぞみに乗り込みました。
1号車の7番Aが私の予約した座席です。
車内は混み合っていて、1・・2・・3・・4・・と数えて7列まで来ると、3人席窓際のA席に男性が座っています。
真ん中のBは空席で、Cには女性が座っていました。
予約票を見て確認した私は、すみませんと7の列に割って入り、
「この席を予約しています」
とA席に座る男性に丁寧に話しかけました。
男性はちゃんと聞こえなかったのか、「ああ、ここは自由席です」と言います。
自由席?いや私が購入した指定席です。
私はもう1度、「私は、このA席を予約したのですが・・」と話しかけました。
男性は再び真顔で、「自由席ですから」と言います。
たまに、空席に移動する人がいますので、窓際が良いのはわかりますが困ったな・・と思って、予約票を男性に見せて、「これなんですが、7のAです」と説明しました。
男性は、その紙を見てはっきりとした口調で、
「ここは、1号車、自由席車両です。この予約は、3号車ですね。ここは、1号車」
と言いました。
えー!!!
と衝撃を受けて一瞬言葉を失った私に、男性は続けて紙を指差し、
「ルック!」
と言いました。
スミマセン、と小さな声で7列を退場し、スゴスゴと私は3号車に向かいました。
「1号」というのは私の乗った「のぞみ」本体の番号。
私が予約したのは、「のぞみ1号の3号車」というわけですね。
旅の始まりにとんでもない失態。
しょんぼりして然るべきところですが、男性の「ルック」のおかげで、
(私は、不慣れでトンチンカンな外国人であると思われたのか)
と笑いがこみ上げて、気持ちが相殺され、どうでもよくなりました。
なお、ルックと言われた直後、その返答に「ソーリー」と言った方が良いかな、と一瞬思ったことを告白しておきます。(言わなくてよかったです)
それにしても100%私が間違っているわけですから、気の短い人なら激怒しても仕方のない状況の中、割と冷静に対応してくれる人でよかったですね。
勘違いとはいえ、私の態度も終始控えめだったため、なんとか難を逃れたといったところでしょうか。
それとも最初から外国人だと思われていたのかもしれません。
さて、3号車は指定席の車両ですが、7列のAはちゃんと空席で私を待ってくれていました。
ただ、間違えた私への罰でしょうか、A席でこのあと私は苦労することになります。

さて、何が起こったのか、私は無事に博多へ着くことができたのか、次回に続きます。
(雪)

