(お風呂に入ってこちらを見つめるまるちゃん)
ジャン君とまるちゃんは、かえるハウスに住んでいます。
かえるハウスは、玉麗先生が制作・創作した、とても快適な(たぶん)かえる専用の住居です。
おそらくこのかえるハウスは、日本最高峰だと言えましょう。
比較したことも、比較する基準もありませんが、間違いなくそう言えます。
まず、かえるの存在意義が違います。
この世には、人間以外の、もしくは自分以外の生き物を全て下等動物であると認識して、ぞんざいに扱う人もいますが、わが家では、どんな小さな生き物も命のカウントは人間同様、「1」です。
そういうと、え!じゃあ〇〇も好きなんですか!とわざわざおぞましい生き物を例にあげ、小学生男子のようにナンセンスな質問をしたがる人もいるかもしれませんが、もちろん例外もあります。
自分や大切な人を守るために戦うことは当然のことです。
時には相手の命を奪うことになる場合もあるのは、致し方ないこと。
第一、人間同士だって好き嫌いがあり、相性があり、なんだかんだと全人類がいつの時代も人間関係で悩んでいるじゃありませんか。
他の生き物との間にも、相性があるのは当然です。
シンプルに、わが家の人間とかえるの相性は良い、というただそれだけのことですね。
さて、最高の住居かえるハウスでは、ジャン君たちはとても居心地が良さそうに見えます。
それは表情にも表れており、いつもおっとり優しい顔つきをしています。
栄養価の高いエサを食べ、ヒーターで適温に保たれ、外敵ゼロの暮らしです。
穏やかな表情にもなりましょう。
ジャン君、とハウスを覗くと、

「ん、どうしたんだい。なんでも話してみたまえ」
とじっとこちらを見てくれました。
決して
「お、ごはんの時間か。早くくれ」
ではありません。
胸の前で組んだ手と落ち着いた姿が、まるでカウンセラーのように堂々として見えるジャン君でした。
(雪)

