今年ラストの画題は、黒い馬と梅です。
もっと時間がかかるかなと思いきや、下図を先に写すことを宿題にしていたため、下準備がバッチリでしたね。
サッとウマを描き、梅で苦戦するという方が多かった印象です。
そして、ウマは皆さんとてもよかったです!
思い切りよく描かれていて、添削はほぼなく、まつ毛をプラスしたくらいでしょうか。
一方、梅は毎年、年末や年始に描く代表的な画題です。
1年に1度は必ず描いているはずなのに、難しいと感じる方が多いですね。
私の印象では、花びら部分はずいぶん上達されています。
先のとがった筆で丸いかたちを描く、というのはそもそも難しいものですが、そのコツもだんだん会得し、軽いタッチで自然な丸が描けています。
では何が難しいのか?
シベやガク、花粉の部分です。
え!そんな脇役みたいなところ・・・?
よく思い起こしてみてください。
シベ・ガク・花粉は、最後に仕上げで描くところです。
「仕上げ」というと、なんとなく軽く扱ってしまうようなところがありませんか?
むしろ、ここは気を引き締めて、キチンと向き合うべき部分です。
ここが適当であったり、つい忘れたりする方が非常に多い。
脇役こそ重要。
ドラマや映画が面白いのは、名脇役のおかげ、という場合が多いからです。
主役の主人公や若い人たちを引き立てつつ、存在感があり、安心して楽しめる。
絵の中にも、主役と脇役が存在します。
脇役だからといって適当ではダメで、だからこそしっかりと捉えることが大切です。
むしろ、主役の部分よりもテクニックが必要とされるからです。
私は手本実技のたびに口うるさく、しつこく、クドクドと同じことを言っており、いい加減自分自身の言葉に、、「もう、毎回言われんでもわかってるわ!」と言い返したくなるくらいです。(変な人になるので我慢しています)
何をしつこく言うかというと、仕上げの「シベ・ガク・花粉」をちゃんと描いてください、ということです。
決して難しいわけではありません。
おそろかにせず、最後まで気を抜かないでということを言いたいのです。
さて、今回も十分しつこかったので、もうこれくらいにしておきます。
来年1月も梅でスタートですね。
・・・・・
1度、黙ってみようと思います。
絶対、言いませんよ何も。
(雪)

