自慢の花色

コキアは2本ある。

そのうちの1本の茎が少し、赤みを帯びてきた。

ブーゲンビリアがたぶん今年最終の花をつけている。

青みを加えた濃いピンクの萼(がく)の中に、白い小さな花が3ツ咲く。

簪(かんざし)のようなかたまりは、時期がくると1ツまた1ツと落花して寂しくなる。

夏に向かう時は、しばらくすると先端が伸びてまた花をつける。

今年はそれを何回も繰り返し、枝は一番長いのが2メートル以上にもなり花が見えにくくなった。

ちょっとアブナイかなと思いつつも、少しずつたわめて輪状にした。

ボキッと折れた時も過去にはあったが、今回はうまくいった。

輪にされて裏向きになっていた葉たちは、1週間も経たぬ間に正常に戻る。

この鉢には、春にしか咲かない赤と何度も咲くマゼンタピンクを2本植えたはずなのに、今ではマゼンタピンクだけになり、咲き続けてくれる。

1本が変質して色を変え、咲く時季まで変化した。

植物には不思議な現象が起きるンだな、としか言いようがない。

わが家のブーゲンビリアの色はとても美しい。

近隣にもこの花を咲かせている家はあるが、わが家ほど色濃く咲き誇ってはいない。

自慢の花たちを画像にして皆さんに見て頂きたいと何度もシャッターを切るが、どうやらケータイのカメラでは出てくれないようだ。

夕日の赤もお月さまの黄金色も出ない。

朝焼けの輝く様子も映し出してはくれない。

便利な物にも限界があるようだ。

コキアが赤くなるのを楽しみにしている。

これも木々の葉と同じように、昼夜の温度差が大きくなると紅葉するのだろう。

(玉麗)

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