うちわ

夏になる前5月頃、うちわ絵を手本にしていたことがあった。

うちわより扇子の方が持って歩けるのでいい、と言われ1度扇子を手がけたが、1回でやめてしまった。

そのころは会員が今の3倍近くいたので、その人たちが1ツずつ作っても大変な数になる。

中には5本も作る人がいた。

絵を描くのはいつも通りだが、それを京都の扇子職人に送り、出来上がったものを各教室で配る。

扇子はたたんでいるので、いちいち広げて中を見て各人に渡すのだが、名前のないものなどがあって、とにかく困ったことを思い出す。

で、1回でやめてしまった。

その点うちわは出来上がったものに絵を描くだけだから簡単で、何年か続けたが、これも今は恒例の行事とはなっていない。

今年ある教室で作りたいとの要望があった。

いいですね、と言ったものの、うちわ自体が少なくなっていいのがなくなったので、たち消えになった。

でも小うちわはいいと思う。

バッグの中に入るので、風が欲しい時サッと出して使える。

何しろ軽いのがいい。

私はキャリーバッグの中にいつも入れている。

手に持つ扇風機が流行っているが、アレは無粋だ。

重たいし。

先日Uさんと、ランチのあと千里阪急を散策していたらバーゲン場があってクツを売っていた。

私は最近ハイカットのシューズを好んで履いている。

1足だけあった。

白い革靴で青いヒモが鮮烈であった。

「これ、22.5センチなんです。合えば半額です。履いてみませんか?」

履いてみるとピッタリ。

私は寒がりなので靴下を2枚はく。

そのせいで足のサイズは22.5なのに23.5を選ぶ。

その日は靴下を1枚だけはいていたからスッポリ入ったのだ。

白いクツに青いヒモはちょっとハデ目であったが、足もとなのでそう気にはならない。

ちょうどオフホワイトのパンツだった。

「ア、いいネ」

クツ底が3センチなので少し背が高くなった気分。

ピッタリのクツは外歩きすると指が痛くなることがある。

少し慣らしておく必要があるだろう。

室内で今日1日履くことにした。

新しいクツは底が柔らかく周囲の当たりもソフト、今のところ問題はない。

(玉麗)

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