名前と絵

人の名前が出てこない。

物の名前が思い出せない。

初期の頃はまだなんとかなったが、今やほとんどの役者の名前が言えないので、ドラマの話を娘に伝えられない。

ところが便利なケータイ検索が、即座に解決してくれることがわかり、もっぱら利用している。

打ち込まなくても、マイクに向かって「テレビドラマ ビリーブのオールキャスト」と言えば、直ちに画面に現れる。

この作業で背の高い、1度テレビで見たことのある人が、竹内涼真であるとわかった。

マア、すぐ忘れるけど。

上川隆也、小日向文世もすぐには出てこない。

天海祐希も同様である。

ただしこの人は元宝塚男役・ドラマに出まくりの人、と言えば娘の方が思い出してくれる。

主演の木村拓哉はスーパースターなので、忘れることはない。

キムタクと覚えていればすぐ出てくる。

ご本人はそう呼ばれるのを好まない、と聞いたことがあるが。

私と同様に、顔はすぐ出てくるのに名前が・・・皆、口を揃えて言う。

行ったことのある地名も出てこないが、その風景は覚えているとも言う。

なるほどと思う。

ここで我田引水になる。

光景・風景・状況、これらはすべて絵として認識される。

対して名前は何なのか。

それについての考察はまた後日に回す。

とにかく絵なのだ。

絵は、脳の奥深く刻まれて、思い出そうとするとシナプスがすぐつながる。

こんな便利で効率の良いものと、私たちは日々付き合っている。

私は美人画は描くが、似顔絵の分野は得意ではない。

それ故、私が描いた顔を見て、娘が役者の顔を思い出してくれた、という例がない。

その点、娘はかなり的確に特徴をとらえたマンガを描いてくれるので、私は大笑いして喜ぶ。

わが家では、伝わりにくいこと、説明しづらいことは、絵に描いて説明する。

絵は便利なツールでもある。

昔ほんの一時期、図面を引いていたことがある。

これも今、役に立っていることのひとつ。

人の名前のリストを作っている。

名前を書いておけば顔とすぐ結びつくはずだ。

しかし・・・かなりある。

(玉麗)

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