母の日に娘と息子夫婦から贈られたアナベル、丈が1メートルもある立派な木であるが、その時点でつぼみは付いておらず、今やっと3センチ(径)くらいまで成長した。
下の花壇ではすでに大きなかたまりがいくつも見られるから、遅れをとったと気掛かりでならない。
やはり地植えには及ばないかと悔しがりつつも、ナニ遅い分長く楽しめるワと思ってもみたり。
アナベルを初めて見たのはもう20年以上前のことだ。
北海道の洞爺湖畔にそびえるザ・ウィンザーホテルの花屋にそれは在った。
花嫁を飾る花束として作られたものが置いてあり、何とマア清楚で美しいものかと目を奪われた。
ここではもうひとつイタリアのものか、仮面の飾り物もあった。
ほしいとは思ったが、私には高価すぎた。
アナベルも切花だったので持ち帰ることは出来ず、2ツの「いいナア」を諦めた思い出がある。
その後、近所の築山に植えられたものを見た私は、植栽委員になったとき迷わずアナベルをマンションの庭に植えた。

普通のアジサイは7色に変化する。
近年、赤系・青系いろいろに遺伝子操作されたものが出現している。
そしてそれは毎年新種が店頭に置かれ、私たちの目を楽しませてくれる。
私の好みは小さな花(ガク)がびっしりと付くものが一番であるが、ガクアジサイもその風情が好ましいと思う。
日陰にひっそりと咲いているのを見ると、梅雨のころの鬱陶しさがしばし忘れられる。
ヤマアジサイが今咲いているが、これも好きだ。
アナベルに白い綿毛の虫がつくようになった。
難儀なのは、コイツがパチッと跳ぶことだ。
雪の調べによると・・
ピンっと跳ねて逃げるこの白い虫は、アオバハゴロモの幼虫。
カメムシの仲間で吸汁害虫だが、さほど被害はない。バラ・ダリア・ミカン類にも来るとのこと。
よほどでない限り対応の必要は無いらしい。(よほど、とはどういう状態だろうか・・・・ビッシリ付くとか?)
かなりうまく捕獲しないと逃げられる。
全滅させたといい気になっていても数日後に、またくっついている。
この虫の駆除が日課になった。
わが家のアナベルがポンポンになる頃、外はもう夏か。
(玉麗)

