高の原教室が終わった後に友人Hとともに
へ行ってきました。
開催中の「呉春」展が目的です。
大和文華館は、奈良の近鉄学園前付近にあり、、私にとって初めて訪れる場所です。
奈良に住むHが、私の仕事が終わる時間くらいに高の原まで来てくれて、そこから私の車で向かいました。
とても清々しいお天気の日で、マクドナルドをテイクアウトした私たちは、見晴らしの良いところで車を止めて、開放的にランチタイム。
大和文華館まではHがナビしてくれて、20分ほどで到着。
そこは、良い意味で想像を裏切ってくれる場所でした。







ちょうど花のない季節なため、ツワブキとサザンカ、寒椿のつぼみくらいしか、見られませんでした。
でも、いろんな植物や木が植えられていて、プチ梅林もあり、またの機会に来ようと思いました。
呉春展は11/24まで。
円山応挙や与謝蕪村と交流があった呉春の作風は、日本らしい水墨画の流れを感じました。
人物画は熟練を思わせる線がとてもイキイキとしていて上手いなあ、と。
後期の作品では、没骨(もっこつ:面描き)の描写がかなり現代的なタッチで興味深かったです。
応挙や与謝蕪村の作品もあって、全体数は少ないのですがちょうどよいボリュームでした。
通常、美術展というのはとにかく作品数も人も多いので、疲れます。
有名人の企画展ならなおさらです。
大和文華館はそういう意味では、こじんまりしたサイズですが、穴場のアートスポットですね。
緑が多い立地もとても良かったです。
またHと一緒に美術館〜カフェ巡りをしたいと思います。
(雪)