今月2回目の手本は、斑入り椿と水仙。
水色のガラスの器に活けられている図。
岩根絞りという名の有名な華やか椿がある。
若い頃はもっぱら白椿を描いていた。
ところが最近は、覆輪(ふくりん)のある花や赤白まだら模様、糊こぼしなどに心奪われる。
木へんに春と書いて椿、ゆえに春の花といえるが、冬のイメージが強く。開花時も春とはいえまだ寒い頃。
辺りの色彩が乏しい時期なので、椿の赤はより鮮烈に目に映る。
ピンクも愛らしいし、黄色の椿もある。
椿の手本を描く頃にはいつもブログにも登場する。
1年に少なくとも1度必ず椿を描いている会は、そう多くないと思う。
わが玉麗会会員の巧みな筆さばきを見ながら、ニンマリしている。
玉麗会のマークは椿である。
(玉麗)