プリンスとアラレちゃんの葉の表面についた汚れを、雑巾で拭いてやろうと思い、まずは血圧を計ってみた。
頭が重いので ひょっとしてと。
マア大丈夫だろうと始めたが、けっこう時間がかかった。
アラレちゃんは1本の茎から8〜12枚くらいの細長い葉が、テングのウチワのように出ている。
高さは2メートルをゆうに越えている。
途中で3回雑巾を洗った。
低い所から始まって、脚立に上って高い所へ、 けっこう時間がかかった。
一方プリンス君は大きな葉、木が低い のでさっさと終った。
工事の埃をかぶっているのできっと化学物質が含まれる。
成長に良くない影響を及ぼすだろうと思うと、少しばかりシンドクてもやらねばならぬ、この作業。
かくして両者共、葉がキレイになって精気を取り戻した感がする。
アラレちゃんには、昨年メジロが残していったウンチなどもついていた。
太陽の光は彼らになくてはならないもの、観葉植物といえども陽の光が好物であることに変わりはない。
外に出してもらって、緑の色が濃く鮮やかになった。
りんごの木は残念ながら花が咲いただけで結実には至らず、ツルウメモドキは枯れた。
今残っているのは8個のみ。
花は1ツもないので少々淋しい。
それでも外を見たとき緑が目に映えるのは何とうれしいことか。
今日は朝から曇り空で、外気はヒンヤリしている。
早期、下の花壇の梅の木を剪定した。
桜切るバカ 梅切らぬバカと言う。
ボウボウになっている枝を見ると、そのままにしておけなくて。
この木はまだ小さいが、毎年いくばくかの花を付けて、早春の香りを楽しませてくれる。
来年も咲いて もらうために、スッキリしてあげるからネと言いながら。
放っておけない性格はどうしようもなく、ただ、植物にのみ働いているので害は少ないだろう。
他人におせっかいは嫌われる。
(玉麗)