風邪かなとも思うが、せき、喉の痛み、鼻水なし。
そのかわりに発熱した。
低体温なので、2度上がっても36.8度にしかならないが、普通なら38.8度、大した熱である。
1時間おきに目が覚めうなされる。嘔吐もあった。
しかしこの程度なら医者へは行かない。
ひたすら絶え、回復期を待つ。シンドイ、当然のことである。
2日寝込んだ。
2日頭の中に雲がかかった状態で過ごし、体重2キロ減る。
食べられなかったのだから。これも当然。
5日目、やっと霧が晴れ、食べ物がおいしいと思った。
食物の力は素晴らしい。
今回の食欲が出る力を生んだのは、ナント、ラーメンである。
普段食べないものなのに、突然、インスタントでいいからラーメンが食べたいと娘に言った。
それもトンコツ味!
買ってきたのは普通のインスタントラーメンの2倍近く、その分麺もおいしく、なかなかのものだった。
具にチンゲンサイを入れたら、これにこってり味がからんでおいしかった。
この時から固形物が食べられるようになった。
友人から電話があり、声に張りがないので不具合がすぐ伝わった。
「疲れで熱が出たのよ、きっと」と言う。
ツラツラ思い出せば、発熱の前日夜、血圧が170になってびっくりした。
(いつもは110〜120ぐらい)
「これぐらいひどい目にあわせないと、このヒト休まないからネ」
と体に言われているみたいであった。
(玉麗)