工夫して過ごす夏

とにかく暑い。

ジリジリと焼かれるような暑さと表現があるが、焼かれるままに炎天下に立っていたら、ブッ倒れるではないか!

そんなバカなことをしてはいけない。
もしどうしても外出しなければならない時は、帽子より傘を。

もちろん下からの照り返しとて尋常ではないが、脳天を焼かれるのだけは避けたほうが賢明である。

 

最近は男性も傘をさすようになっているらしいが、雨が降れば傘を、ほぼ全員が使用するのに、女性でも傘無し、帽子被らずで歩いている人がいる。

陽に焼けることも、暑さも、面倒臭さの前には消し飛ぶのだろうか。

 

40度になればさすがにそれも無くなるかもしれない。
いや、予想ではなくその日はもうすぐそこまで来ているような気がする。

暑くて良いのは洗濯物ぐらいで、これはもう文句ナシによく乾く。
もし陽の当たる環境下にあれば、夏ぶとんでも1日もかからず乾燥する。

カバーをかけたまま洗濯機に放り込んだ夏ぶとんも、夕方までにはしっかり水分が抜けていた。

麻のシーツを、綿とキルティングを裏表に使って作ったカバーの中に入れて、よれないように回りを縫い、さらにあちこち縫い付けて。洗濯機での洗いに耐えるようにした。

ちょっと重いがお腹は冷えなくなった。

これで今年の夏は乗り切れるはず。

 

とにかく、こう暑くなってはなるべく陽の当たるところへ出ないことだ。
夜は少しでもよく眠れるように工夫する。

色々試してみて自分に合った健康法を取り入れ、居心地をよくする。

大型ショッピングモールの中に置いているイスに座って時間を潰している人をよく見かけるが、これ以上得策はないかもしれない。

ヒマな人におすすめの夏の過ごし方である。

(玉麗)

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