夕方、雨が降る、ほんの少し。
そして涼しくなる、ほんの少し。
秋への微々たる変化は、目を凝らし耳をすませばあちこちにある。
夕方散歩に出ると、道路の右から左から、カネタタキに声をかけられる。
樹の上からも降ってくる、リ・リ・リ、チ・チ・チ。
虫たちは、どんなあえかな移ろいもしっかり感じ取って、季節がゴトリと動いたことを知っているようだ。
郊外へ出ればもう大合唱が始まっていることだろう。
そういえば、金・銀木犀がもうそろそろ咲く頃ではなかったか。
スマホに聞いてみると、9月中旬ごろから咲くが、暑さが続くと遅くなるとのこと。
そうか、今年はきっと遅くなるンだな。
息子の伴侶の誕生日に銀木犀の木を贈ったことがある。
今年もちゃんと咲いてくれるだろうか。
春は体調が悪く、夏は暑く、もう長いこと行っていないので、そろそろ行きたいが、このところ何かと忙しくさていつになるやら・・・・・。
龍図が描き上がって、リビングに掛けている。
金をよく乾かせるためと、特別教室でどのような手順で指導するかを思い巡らせるために。
前にも書いたが、難しい絵である。
しかし、こうやって手本が出来上がっているし、お軸には下図が描き込まれている。
皆さん、技量も上がっているから、何とか頑張ってくれるだろう。
あとは、私たちの指示に従って頂き、まずは1枚、素直に描きあげる。
もし2枚目描く気力があれば、その時は「ここをこんなふうにしてみました」と挑戦して頂きたい。
順次、教室へ持って回りますので、「干支の龍を描く特別教室」への参加をお勧めします。
(玉麗)