今日もいい天気で、ガラス扉を通してリビングに入ってくる陽射しが何とも心地よい。
カエル達もまどろんでいる。
2日にめまいが起きて9日目。
やっと書く作業が出来るようになった。
回を追うごとに回復するのが遅くなってイラ立つが、友人達も風邪の治りが遅くなったとか、いつまでもヤル気が起こらないなどと言っているので、私1人が特別ということでもないようだ。
私の場合したいことは次々と生まれ、頭の中はそれらでいっぱいになっているのだが、いかんせん体がすぐグッタリなる。
これでは継続して動くことは不可能で、すぐリクライニングチェアで横になってしまう。
いずれにせよ、活動が停止することに変わりはない。
体は休ませていても頭の中は動いている。
創作活動に長い間携わってきた私には、いつの頃からか病で寝ている時しか現れないモノがある。
眠りから覚めかけた時とか、チェアで横になっての半睡の時しか現象は起きない。
目の前の壁などをスクリーンに次々と出現し、流れるように場面が変わるモノ、それはたぶん絵であろうと考えている。
人の顔であったり幾何学文様のようであったり。
最近は物語が脳ミソの中で紡がれて次々と伝わってくる。
早く文章にしてくれと言わんばかりにあふれてくる言葉を、すくい取ることの出来ないもどかしさ。
時々はメモ用紙に綴ってみたりもするが、投影されたものよりもさらに復元するのが難しく、忘れ去っていく言葉の数々を口惜しくもったいなく思う。
この年になっても創作意欲に衰退はなく、むしろ今まで以上にアレコレ描きたいと思っている自分に半ば呆れ、そうか描きたくても体が思うように動かないから、このように溢れ出てくるンだなと納得するに至っている。
あ〜疲れた。
これだけ書くのにも肩と首がガチガチになる。
(玉麗)