笑い飛ばして生きるしかないのだけれど、老化は容赦無く進行する。
体の内部のことは見えないから “知らん”と言えるが、表面に現れるものは、鏡のない生活をしない限り、これでもかとばかり見てしまう。
朝起きると髪がペシャンコになっている。
髪が少なくなって、よけいひどくなった。
これは何とかしなきゃとずっと考えていた。
枕のせいであることは確かだが、ではどんな枕を使えば防止できるのか。
この件について、私は若い頃から考え続けてきた。
と言っても、四六時中そのことばかり思っている訳ではないが、ヘアースタイルが決まらない朝はウーンと考え、何でもない時にふとアイデアが浮かぶ。
頭を柔らかい枕で支えて眠ると、ペシャンコてきめんである。
ならば硬い枕ならどうか。
例えば、木製、陶製、藤製などなど・・・・・。
確かにペタッとならないが、ちと固い。
寝心地は決してよろしくない。
頭を点の密集したもので支えるのが、一番効果的ではある。
しかし・・・そんな枕ある?
なければ作る。
コレ、玉麗のジョーシキ!
ある日、ホームセンターを、別のものを探してウロウロしていたら、目に止まったものがあった。
手で触ってみる。
フムフム ひょっとしたらいいかも♪
レジに持って行く時、娘が怪訝そうな顔をした。
「コレ、何に使うの?」
「マアマア」
今夜、使ってみる。
こんな時ワクワク、ニマニマ、ちょっと嬉しいです。
実は横になってみたらいい感じだったので。
(玉麗)