11月手本 竹

11月2回目手本は「竹」です。今回は5号サイズに描きます。

竹は水墨画で四君子のひとつとされている題材です。

誰もが知っている存在でありながら、すこし不思議な植物でもありますね。

あのスッと伸びた部分(かぐや姫が中にかくれている筒状のところ)は、茎なのだそうです。フシのところから枝が伸び、葉が出ます。

それが笹の葉か、と思ったら・・・竹と笹はまた違う種類の植物なのです!七夕につかうのは笹ですが、そういえば竹とほとんど見分けがつかない??それぞれ種類も多くて迷います。(どちらもイネ科の仲間です)

よくありそうなのが「竹の葉が笹」という勘違いです。混乱しそうですが違います。
竹と笹の見分け方は、皮が成長後に脱落するものが「竹」、皮が腐るまで脱落しないものが「笹」なのだそうです。

そして、「地震が起きたら竹やぶへ逃げろ」と言われるくらい地下茎を地中に張り巡らせます。(地割れがしないため)

また、花は60年〜120年に一度咲くそうで、花が咲くと竹やぶごと枯れてしまうことから、昔より、竹の花が咲く=不吉なイメージがつきまとったとのことです。

 

参考サイト→「tenk.jp」

 

草なのか、花なのか、木なのか・・・やはり知れば知るほど不思議な植物です。

これを機に、竹を見つけたら観察してみて下さい。私もそうします。

 

 

(雪)

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