9月1日

ふと気づけばセミの声がしません。

昨日は8月だったけど、今日は9月です。

この2つの月の国境は昔もっとくっきりとしたものでした。

しかし今は、残暑という名のアリの群れが国境の壁を壊し、その残骸と共におびただしい数の夏の忘れ物がなだれ込み、当たり一面を覆い尽くしているのです。

私の9月は一体どこへ行ってしまったのでしょう。

しばしそれを憂うのはやめ、図らずも自然が与えてくれた名もなき季節を散歩することにいたしましょう。

わからない・・・・・
濃黄が鮮やかなキバナランタナ
果てぬ生命力を感じさせます
豹変したガクアジサイ
夏の狂気を思わせる一方で退廃的な美しさに引き込まれます
うなだれる、よひら
色変化が美しいアナベル
こ、これは・・・・
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」

ガレキの中から、9月のかけらを拾いました。

(雪)

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