10月後半の手本は、「黄鶺鴒(キセキレイ)と菊」です。
セキレイについて、予習しておきましょう。
(すでに描き終わった方は復習です)
セキレイは、3種類のタイプがいます。
姿かたちはほぼ同じですが、色が違います。
ハクセキレイは、グレーと白のモノトーン。
セグロセキレイは、はっきりした黒と白のモノトーン。
そして今回手本となったキセキレイは、お腹からお尻にかけての部分が黄色です。
セキレイというと、なんとなく水辺に生息している鳥のイメージがありますが、意外にも都会に多く見られます。
とりわけ、コンビニの駐車場でトコトコと早足で歩いている光景をよく見かけませんか?
人間の住む場所に近い方がエサにありつける、ということでしょうか。
といっても、見かけるのはハクセキレイが多いかもしれません。
人間に近い鳥といえば、スズメ・ハト・カラスなどがおなじみですが、この清純で愛らしいセキレイたちがなぜか駐車場をトコトコ歩いているのを見ると、なんとなく可笑しみも感じられます。
歩く時はスズメのようなチョンチョン、とジャンプする「ホッピング型」ではなく、足を交互に動かす「ウォーキング型」ですね。
ウォーキングといっても、ものすごく足早なので面白く思えるのかも。
ついでに長いしっぽもピコピコ上下させていますよね。
思わず触れたくなるような可憐な姿。
可愛いキセキレイを楽しみにしています!
(雪)