雨、えんえん

教室の日雨が降ると、何とも申し訳ない気持ちになる。

徒歩・自転車の会員は難儀なことだろうと思う。

私達は皆さんより遠くから会場に向かうので車を使用するが、それとて晴れた日の方が快適であるのは当然のことだ。

滑ったり転倒したりするかも・・・
と常に念頭に置いて、気をつけて行き来して下さい。

 

 

私達の足として20年間も頑張ってくれた愛車は、役目を解かれてタイヤカバーを記念に残した。

最近、懇意になった町の自動車屋さん、今はその倉庫の中で眠っている。

5月に新しい車が入車する。
何と1年半も待ってやっとのことなのだ。

最近、車業界では待たされることが普通であるらしい。
それに、とんでもなく高価になった。

若い人たちが車を持てないのも当然のことだろう。

仕事に使う。
買い物に使用する。
ちょっと遠出。

確かにあれば、便利ではある。

しかし、
維持費も大変。
購入費がメチャ高い。
となると、無くてもいい生活を選ぶのも賢明かもしれない。

私達の住んでいるところは、交通の便が整っている。

車のない生活を始めた人も、知人で何人かいる。

彼らは一様に、無くても不便とは思わないよ、と言う。

 

 

皆さんが描いている間、娘が机間巡回指導をしている。
私は、前の机でペンを走らせている。

外に目をやると、荒涼とした色が広がっている。
雨のせいで、八尾教室の窓からは、本来見えるはずの、のどかな信貴山の山並みが消えてしまった。

鉄塔と送電線だけがニョキっと現れた灰色の空からは、2度と太陽が姿を見せないかのような暗示さえ感じる。

明日は晴れるか。

(玉麗)

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