惜しむ

梅雨らしいといえばよいのか。

雨もよいの日々が続いている。
涼しいような、いや蒸し暑いともいえるし・・・何ともスッキリしない。
梅雨らしいと最初に書いた通り、これで当たり前なんだろうけれど。

絵を描く気もしないし、雨では花壇の世話もできないナアとヒマを持て余していたら、プライムビデオで三浦春馬のテレビドラマを見つけた。
けっこう引き込まれて、11話あったのを4日ほどで見てしまった。

途中、終わってから、この子もういないンだと思うと不思議な気がする。
ファンだった訳でもないが私がそう感じるのだから、熱烈な応援者達の心情はいかばかりか。

最近はテレビを見ないから、どんな俳優がどんな演技をしているのかさっぱりわからない。

それでも新聞の芸能欄は目に入るから、若い子達の写真を見るが、飛び抜けて個性のある、あるいは私の基準での俳優らしい若い人は見当たらない。

このドラマが撮られた頃、三浦春馬はすでに他を排していたように見受けられる。
抜きん出た才能ある人が何らかの理由があるとはいえ、この世から消えてしまうのは大いなる損失だ。

「古畑任三郎」もすでに世を去った。
『乾いて候』の舞台を1度だけ観たことがある。
この人も、立ち振る舞いの美しい、俳優らしい人であった。

(玉麗)

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