国蝶オオムラサキに会いに明日香へ!

かつて、オオムラサキというチョウを家で育てたことがあります。

愛犬と出会う前ですので、もう20年以上も前のこと。

そのチョウ、ニン君の子孫に会いに行ってきました。

ニン君の絵(玉麗)

 

先日、玉麗先生のブログ記事にもあった、林太郎さん(YouTube名:蝶たろうさん)の管理されているちょうちょランドまで出かけたのです。

このちょうちょランドは、クラウドファンディングでお金を集め、作られたもの。

明日香の地に土地を借りて、オオムラサキ一筋に活動されておられます。

私もぼんやりと、レモンやみかんの木をたくさん植えてちょうちょが安心して卵を産める環境が作れたらなあ、と思ったことがありますが、それを実際に実現された大先輩が蝶たろうさんなんですね!

高松塚古墳のすぐそば

 

可愛らしく素敵なハウスの中にはオオムラサキがいっぱい!メインの食草、エノキを中心にグリーンがたくさん

 

暑さが苦手というオオムラサキのために中は工夫してあり、外より涼しいのです

 

ビジュアルが蛾っぽいのでちょっと迫力があります 茶色っぽい色はメス

 

国蝶オオムラサキ 紫色がオスです

 

オオムラサキの幼虫 ツノと背中のトゲトゲが可愛いですね!

 

人間を怖がらず頭や肩にとまります

 

玉麗先生の帽子に4頭も!

 

こちらは羽化した後のさなぎがズラリ

 

師匠の教えを引き継ぎ、エサは「カルピス」と匂いを付けるためバナナを敷いてあるそうです(アゲハと違ってオオムラサキは樹液を好みます)

 

天井にも

 

いたるところにいます

 

蝶たろうさんと(同志を見つけた感覚です!)

 

膨大な数の蝶を育てているだけあって、食草や蝶の生態にも詳しく、マニアックなお話が聞けてとても勉強になりましたよ!

 

ちょうちょを育てるには、変身前の幼虫が食べる食草の確保がまず第一。

ちょうちょの種類によって、幼虫の食べる葉も違うしものすごい量を食べます。

葉っぱはなんでも良いわけではなく、古い葉っぱや硬い葉っぱは美味しくないだろうし、健康に育つことができず可哀想。

羽化したちょうちょよりも、幼虫時代の方が大変なんですね。

ちょうちょランドに到着して、蝶たろうさんと「初めまして」とご挨拶した後に、「アゲハを育てていまして」と話すとすぐに、「食草の確保が大変でしょう!」とおっしゃったので、「さ、さすがわかっている」と感動しました。

蝶たろうさん、これからもちょうちょ活動を応援しています!

↓蝶たろうさんのYouTubeチャンネルです

(雪)

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