6日間の「おごそか」の降臨

さて!

最もテンションの上がる日を過ぎた今日12/26。

一転して、次のターゲット、新年へと全神経がそそがれます。

 

私がクリスマスシーズンの次に好きなのが、12/26から12/31までの6日間。

何事もなかったかのように、前日までのお祭り騒ぎは鳴りを鎮め、それに関わる物は全て片付けられた後には、「わしがシンガリじゃ」と言わんばかりに、正月用アイテムがドーンと大きな顔で私たちを圧倒します。

一方で、あれほど騒がしく鳴り響いていたクリスマスソングが一気に消えると、不思議な余白を感じます。

これこそ、「おごそか」な時ではないのか。

祭りの後のようなこの静けさというか、なんとも言えないソワソワ感を味わうのが、毎年の楽しみなのです。

 

この時期に人々は何をして過ごすのか。

 

年内の仕事は終了し、次々と休みに入る人がいます。

逆に、皆が休みの時に忙しく働く業種の人もいます。

年中無休の神社などは、この時期が最も忙しいときでしょう。

 

近年ではもう、大急ぎで年賀状を用意する、という風習もなくなってきています。

大掃除も、どれだけの人がちゃんとやっているのか。

わが家もそうですね。

こうやって、ケジメとか区切りとか節目とか、ピリッとした習慣が無くなっていくのでしょう。

 

とはいえ、私はやはりこの余白の6日間が特別なものに感じます。

私の今年最後の楽しみもこの中にちゃんと存在しています。

 

Aちゃんが

「雪さんぽいと思って」

と言って、プレゼントしてくれた1冊のノート。

オリジナル辞書で作家気分になれそう
ノートをくれるとはさすがAちゃん、私の嗜好をご存知です
「厳かな6日間」のタイトルは何にしよう

 

今年はこの不思議な6日間を節目として、このノートを書いてみようと思います。

おごそかな気持ちになれる最後の数日間は、他の人はいざ知らず、私にとって神様からの贈り物なのかもしれません。

(雪)

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