大森さん作曲のテーマは主旋律がフィドルです。弦楽器には触れた記憶があまりありませんが、私がむかし習ったことのあるピアノとはまったく違う種類の楽器です。当たり前だけど。
桜井さんはギター。ジャカジャカ音、大好きです。なに奏法ていうのだろう。ケンさんはバウロン。バウロンは見たことがありませんが、小気味よい音が耳に気持ちいい打楽器です。途中、3つの楽器のソロパートが少しあるのですが、そこがまたかっこ良くて、聴き惚れてしまい、絵に集中できるか心配になります。
ピアノは、私にとっては打楽器という認識があります。正解はひとつ。このキーを叩けば、その音が出る。その組み合わせです。しかし、弦楽器たとえばフィドルのようなものはどうなんだろう?
テーマがとても気に入った私は、聴くだけでなくその音をじっさいに自分でも鳴らしてみたくなり、おもちゃのような電子ピアノに久しぶりに向き合いました。むかし習ったことがある、とはいえ、幼いころ。楽譜を読むのが苦手で、五線譜を離れてゆく音符たちにはついてゆけません。
いわゆる耳コピーで、テーマを聴きながら、なに長調?からはじまります。ああ、これか。ということは、シャープはこれとこれ。絶対音感は絶対ありませんが、ところどころたどたどしく音を拾って・・・。ここで転調だ!ここから好きなパート。はやすぎる細かい音はわからなかったけれども、なんだか楽しくなりました!
3人の演奏スタイル(2014年春のイベントリハーサル風景)