ちょっと前に米が不足していると新聞で読んだ。
余って困るから減反していると聞いていたが。
訪日客が増えて、食事は米を食べるからだと書いてあった。
本当?と思っていたが、スーパーの米棚からきれいサッパリ米が消えていたのを目撃した。
9月中頃には新米がとれるから心配することはないらしいが、ごはん大好きの当方としては少々不安で、慌てて秋田のいつもの農家さんに電話した。
「9月末頃、新米出荷します。その時ご注文ください」
とのこと。
ホッとした。
それにしても日本人がごはんよりパン食に移行して、米が余っていると言っていたのはつい昨日のことのように思うが、外国から来た人たちがパンよりごはんを食べているとは驚きだ。
最近世の中で起きることは、信じられないことから信じたくないことまで、エ〜〜ッと言ってしまうことだらけ。
私はネットの記事は読まないが、新聞は毎日目を通している。
今のところその情報だけでも充分だと考えてはいるが、そのうちそれだけでは遅すぎる時代になるのだろうナア。
先日、かつて娘が師事した水墨画の先生のところへ御機嫌伺いに行った。
とてもお元気そうで、2軒隣へ引っ越しされて、広くなった教室に案内してもらった。
40周年展のお祝いに来て頂いたのは2月、その折は忙しくてお話する間もなかった。

琵琶湖周辺にアトリエがあるのでぜひ、といつも誘ってくださる。
月のうち半分はそちらに住んでおられるとか。
私もそんな生活ができる人になりたかったナアと羨ましく、いつかきっと伺いますと言って帰路についた。
暑いさなか、別世界へ移動したような気分であった。
座敷童が80歳になったら、オウゲンと呼ばれるンじゃないかとふと思った。
(玉麗)