恐竜の骨が歩く 後編

2015年、阪神デパートで個展の折も確か、恐竜の骨が歩く絵を描いた。見てない!と言われると思うが、出品のためのものではなかったのだ。

息子のヨメさんの甥っ子にあげようと思って描いた。恐竜を好きかどうかの情報は全くないままに。あの時小学生だった彼は小柄な少年だったように思うが、今や息子より背が高くなり、なかなか男前の高校生になっている。(ヨメさんのスマホで見せてもらった)

フクイラプトルの記事を読んで、想像を膨らませた。しかし、にわか恐竜ファンに骨を見て実体を摑むことなどとうてい無理な話で、それなら骨のまま森の中を走ってもらおう、となった。今回も同様である。

我が家の恐竜図録は、2002年7月20日第1刷発行のもの。この本にフクイラプトルは載っているが、むかわ竜は登場していない。

東京上野公園の国立科学博物館で(10月14日まで)世界初公開される「むかわ竜」の骨格化石。マニア達が押し寄せていることだろう。

東京まで見物に行くほどの気力はないが、大阪で催されることがあれば行ってみたい気がする。水墨画家で恐竜の骨を描いている人の話はまだ聞いていない。ひょっとして小学生にモテるようになるかもしれない。

(玉麗)

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