クサイ話

花にもいろいろな匂いがある。

爽やか系

高貴系

甘ったるい系

凛々系

・・・・・

各々に浮かべることができるだろうか。

レモン、ボタン、ジャスミン、ウメ・・・

などなど。

クリサンセサムという名、花壇でもよく見かける、マーガレットを低くしたような白い花。
清楚な感じ、可愛いイメージでつい手に入れてしまった。

ある暖かい日、ベランダに出ると、かの花が一斉に陽の当たる方へ向いていた。

うん?

なんかにおう、
この辺に肥料おいたかナと思いながら、白い花に近づくと、クサイ!

まさに有機肥料、つまり肥やしの匂いだ。

うーん、何としたものかと数日考えたが、だんだん気温が上がってくるとますますクサくなってきた。

ついに、ゴメンネと言いながら、除去した。

その記憶が蘇る。

今回買ったマーガレットが、この系のニオイを放っていることに気づいたのは、ベランダに置いてから。

またしても悩み事!

「クサーイッ」
と娘が鼻をつまみながら、カエルのケースを開けている。

マルコが春のウンチをしたらしい。
3匹の中でいちばん早く。

彼らは10月末か11月末ごろに排便をした後、半冬眠状態なので、暖かくなるまで便をしない。

マルコハウスを洗い、タオルを捨てて新しいのと交換。

当のマルコをつまみ上げると、これがちっともニオわないのだ、不思議なことに。

けれどもキレイに洗い、掃除したケースに入れる。

さあ、ジャンとスリムも春ウンチですよ。

件の花には娘が別名をつけた。

『クサイお嬢さん』

何ともハヤの呼び名ではあるが、言い得て妙なりとはこのこと。

(玉麗)

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