構図を考える時のコツ

9月手本コスモスは、多くの方が
色紙のあとハガキを描かれました。

ここで、ハガキの構図等についての
おさらいです。

ポイント1:
ハガキに描く場合、
色紙とハガキではサイズが違うので
そのまま縮小して描くのではなく、
手本の絵の一部を抜粋する”

これは皆さん出来ていましたが、
けっこう難しいかもしれません。

ポイント2:
“小さいサイズに描く場合、
墨はなるべく使わず、
明るい色を使う”

色紙サイズでは墨で描いてOKでも、
小さいサイズでは暗く感じられます。
絵ハガキとして人に出す場合はなおさら、
もらった時に「きれい」「かわいい」
と明るい印象を与えられるような
色使いで描くと好ましいです。

たとえば、今回のコスモスの場合。
(花)エンジ→赤、ピンク
(葉や茎)墨→緑
など明るい色にするとパッとみて
誰もが「きれいだ」という印象を
持ちやすくなります。
色使いはとても大事です。

ポイント3:
“わかりやすいテーマを選ぶ”

何でも慣れてくると玄人好みのような
渋いテーマを選びがちです。
しかし、マニアックな花や図鑑でしか見ないような
植物は、自分の楽しみだけで描く方がよいです。
人に出す絵ハガキの場合は、
誰もが知っている花が良いです。

ポイント4:
花は大きく、すっきりと。

ポイント1の補足ですが、
手本の絵の一部を抜粋して描く場合、
花はなるべく大きめに、葉もごちゃごちゃ
描きすぎず、シンプルに。

まとめると、
『絵はサイズが小さくなればなるほど
見づらくなる』ため、
『明るい色でシンプルにわかりやすく描く』
ことが大切です。

小さなハガキといっても、
構図を考えるとなるとけっこう難しいものです。
描けば描くほど慣れてくるので、
時間の空いた時などに筆ではなくて
エンピツでもいいので練習してみるのも
良いと思います。

(雪)

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