危機はなぜ起きる

秋と呼ぶには少し冷たいけれど、やっと待ち望んでいた澄んだ空気が広がっている。
リビングから眺めるベランダは何となく淋しくなった。

ルリマツリが疲れ果てた体(てい)で3本立っている。
もうご苦労さまと言ってやりたいところだが、まだあと少し・・・・・とばかりに、花をつける姿がいじらしくもある。

ブーゲンビリアも終わりかと思っていたのに、かんざしのように丸く花をつけ、その真ん中からニョキッと枝が伸び、その先にも花をつけた。
寒くなるにつれ、花達には思わずねぎらいの言葉をかけてしまう。

週末には花屋へ行って、賑わいを加えることにしよう。
急に寒くなって、慌ててベッドの横に備えておいた毛布を使った。

また暑く感じる夜があるかもしれないので、綿毛布も収納するのは気温が落ち着くまで待った方がいい。

今日は忙しかった。

ガス給湯器の調子がおかしくなってきたので、修理に来る。
人の出入りがあると、部屋の片付けなどもしなければならない。

用があって隣の町まで出かけ、帰ってきてヤレヤレと落ち着いたところへ、今から伺いますと電話。

給湯器はいま品薄で、年末か年明けでないと入荷しないという。
アジア方面はコロナでロックダウンし、部品工場が稼働しないから出そうな。

冬に向かってもしお湯が出なくなったら・・・・・。

困るワ、それは!!

昔は、日本で全てを完成できていたであろうに。
いつの頃からか、一部分とはいえ外国に全部任せてしまうから、まさかの時こうなってしまう。

今や傘やトースター(私が知っているのはこれだけだが)は、日本製はないとか。

風が強く吹いている。
入荷するまでわが家の機器は耐えられるのか?

風前の灯とはまさにこのこと!!

(玉麗)

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