今年の研究会は、4ツの会場で行われる。
参加者は例年に比べると半数に満たないが、全てはコロナ禍で片付けることにしよう。
その分、受講する皆さんは意欲満々。
終了したある教室では、各々に立派な虎図のお軸を小脇に抱えて、笑顔で言ってくれた。
「先生が出張して頂けるなら、次もまたここでお願いします!」
と。
1回目の教室の後だったので、余裕が全然ないほど疲れていて、
「ア、ウーン、・・・ハイ」
といい加減な返事しかできなかったけれど、こんな嬉しい反応は予想以上のことであった。
さて、2回目が終わった翌日。
一般教室でも虎を描いた。
まさに、虎、虎、虎、虎、虎・・・・の日々である。
疲れは2日後に現れる。
今朝からぐグッタリしている。
どんなふうにシンドイかというと、目の中(の血管)が切れてズンと痛い。
胸につかえる感じがあって食欲が失せる。
頭が重い、痛い。
娘が出掛けに、「明日の教室は休んだ方がいいよ、じゃあ行ってきまーす」
と言ってくれた。
娘も疲れているだろうけれど、任せようと思う。
私が気づかないことや、コレすごいネと思わず言ったアイデア等を目の当たりにして、もう立派にやってくれているンだ、と感じるようになった。
今まで支えてくれていた娘が、中心になってゆく。
私は彼女の支えになる側に回る時が来たようだ。
やがて、支柱ナシでも力強く伸びて行く日が来るだろう。
そんなことを気づかせてくれる今期の研究会、あとひと踏ん張り、がんばろう。
(玉麗)