鏑(かぶら)

新鮮な鏑(かぶら)が手に入ったら、家に持ち帰りすぐ葉を切り落とす。
楕円の白い本体はラップで包み、冷蔵庫へ。
葉は痛んでいるのがあれば切り除き、包丁で整え半分に割る。

ほんん少し塩をパラパラ、自家製の糠床へ。
芯に近い部分に多めに糠を被せ、次は反対の向きに重ならないように置く。
これで4〜5日後、古漬けにするには1週間以上、糠の中で熟成させる。

浅漬けは香りが何ともいい。
ちょっと酸っぱく青くさい匂いに鼻腔をくすぐられると、白いごはんが3倍くらい美味しく感じる。

白い球体は菊花漬けが美味しい。
娘はこの形状を見て、なぜか「ニレ」と呼ぶ。
どんな意味なのか本人もよくわからないらしいが、あのタコ足のような甘酢漬けは感覚的に「ニレ」なのだと言う。
ようわからんが。

貝柱と一緒に煮物にするのも好きだ。
先日頂いた鏑の半分と葉は、糠漬けにした。
半分は、明朝の野菜スープに入れようと思っている。
寒い朝、ふうふう吹きながら熱々の野菜スープを頂くのが、わが家の習慣になっている。

今朝は山芋の代わりに、カボチャを入れた。
甘くて美味しかった。
腸活スープとして紹介されていたが、大豆もやしを入れると、血流良好、血圧が下がるスープにもなる。
何やらジワリと効いてきた気もする。

食べるようになってもう1週間以上経つから、腸の中はかなりキレイになってきたはずだ。
血圧は薬のおかげとも言えるが、安定してきた。
平和な年末であることを祈りつつ・・・。

(玉麗)

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